ジャグラー

ジャグラーの波(ジャグ連)の仕組みを超具体的に暴露する

この記事の内容は、ジャグ連の仕組みを超具体的に解説した内容となっています。

「ハマったらジャグ連する」といったオカルト的な現象が、プログラムに組まれていることを説明しています。

これを読むとジャグ連は作為的なものだと分かる内容となっていますので、ぜひ読んでいってくださいね。


完全確率とは

まず「完全確率」について説明させてください。

完全確率とは、毎回同じ確率で抽選するということです。

知らない人用に、簡単にサイコロで説明しますので次の質問の答えを考えてみてください。

  1. サイコロを1回振って「1の目」が出る確率は?
  2. サイコロを3回振って3回とも「1の目」が出ました。そのあとに1回振って「4の目」が出る確率は?
  3. サイコロを振って5回連続で「5の目」が出ました。そのあとに1回振って「2の目」が出る確率は?

正解は①②③全て、1/6です。

この通り、完全確率は前の結果に関係なく毎回確率が同じとお考えください。

YUN
YUN
さてジャグラーもこのように完全確率なのでしょうか?

あくまで一例ですが、シミュレーションアプリでアイムジャグラーの設定6を8000G回してみました。

以下は、この結果を100G間隔で区切ったものです。

ゲーム数 回数
0〜99G 31回 55.4%
100〜199G 11回 19.6%
200〜299G 7回 12.5%
300〜399G 2回 3.57%
400〜499G 1回 1.79%
500G〜 4回 7.14%

この通り、ゲーム数が0〜99Gの間に当たる確率が50%を超えています。
一方、それ以降のゲーム数で当たる確率はグンと低くなっています。

グラフからも、連チャンしてはハマる、連チャンしてはハマる…といったような、誰もが経験したことのある、あの波の動きをしているのが分かります。

果たしてこんなオカルト現象のような動きが、毎回発生するものなんでしょうか。

僕はジャグラーを長年打ってきて、あまりにもこの現象の発生頻度が高いように思っていました。

しかし調べてみるとこの波が発生する現象が、実際にジャグラーのプログラムに組み込まれている可能性があることを知りました。

YUN
YUN
次章ではそのプログラムの仕組みについて解説していきます。!




ジャグラーの波・ジャグ連について

※ここから先に出てくる特許情報や画像は、ジャグラーにも使われている可能性があるという前提で解説させていただきます。あくまでの僕個人の考えですので、その点ご了承ください。

前述した通り、連チャンしてはハマる、連チャンしてはハマる…といったジャグラーの波を形成する現象について解説していきます。

以下はジャグラーを作った会社の株式会社北電子が、平成16年10月28日に公開した特許になります。

乱数幅変更機能付き遊技機

これは文字通り、「乱数の幅を変更する機能」が付いている遊技機ということです。

次の画像はそれに関するものです。

出典:特許情報プラットフォーム

まず一番上の(a)を見てください。
数字が1〜16384と書いてあり、その数字の振り分けが「ボーナス」「小役」「はずれ」となっています。

分かりにくい方は以下のように考えてください。

箱に1〜16384までの数字が書かれた玉が入っていて、以下のような抽選になっている。

  • 1〜55までの数字の玉を引いたら「ボーナス」
  • 56〜1055までの数字の玉を引いたら「小役」
  • 1056〜16384までの数字の玉を引いたら「はずれ」

この抽選確率ですが、(a)→(b)→(c)…と下に行くほど「はずれ」の幅が小さくなっています。

つまり(f)に行くほどボーナスを引く確率が上がっていることになります。

このようにジャグラーの内部状態として(a)〜(f)といったモードが存在すると考えられます。

このモードによる確率の変動ですが、以下の画像で説明ができます。

出典:特許情報プラットフォーム

上記は、台が遊戯中に乱数幅変更フラグを受け、確率変動が実行される時の図です。

内容は以下のように、乱数幅が増減してモードが変わるといった感じです。

  • S903で乱数幅を増加さたい時
    →S904で乱数幅を増加変更(1〜16384+X)する。
  • S905で乱数幅を減少さたい時
    →S906で乱数幅を減少変更(1〜16384−Y)する。

公開されている特許情報にも次のように記載があります。

所定の乱数増加フラグが立つと(S903)、乱数幅が増加変更されて(16384+X)、これによって確率変動が実行される(S904)。ここで、乱数幅が増加変更されると、ハズレの確率が高くなり、ボーナスが減少することになる。
また、所定の乱数減少フラグが立つと(S905)、乱数幅が減少変更されて(16384−Y)、これによって確率変動が実行される(S906)。乱数幅が減少変更されると、ハズレの確率が低くなるので、その分ボーナス確率が増加することになる。

出典:乱数幅変更機能付き遊技機

 

そして次の画像が最も重要で、誰もが体験しているジャグラーの波に関して表した図になります。

「ジャグラーはハマったら出る」
「ジャグラーはジャグ連したらハマる」

そんなオカルトチックな現象が、以下の図によって表されています。

出典:特許情報プラットフォーム

注目して欲しいのは、S1004の「現在の出率計算」です。

その上の「遊戯」という箇所で、所定のゲーム数が消化されることにより出率が計算される仕組みになっています。

そして、以下のように確率変動されるようになっています。

  • S1005で予定出率より多い時
    →S1006で乱数幅を増加変更(1〜16384+α)する。
  • S1007で予定出率より少ない時
    →S1008で乱数幅を減少変更(1〜16384−Y)する。

公開されている特許情報にも次のように書かれています。

算出された出率が初期設定された予定出率に対して、一定の基準値を超える場合には、乱数幅の変更が実行される。
まず、実際の出率が予定出率より多く、所定範囲(+x%)上回っている場合(S1005)、乱数幅が増加変更されて(16384+α)、確率変動が実行される(S1006)。この場合には、乱数幅が増加変更されるので、ハズレの確率が高くなり、出率が減少して予定出率の所定範囲内に調整されることになる。
また、実際の出率が予定出率より少なく、所定範囲(-y%)下回っている場合には(S1007)、乱数幅が減少変更されて(16384-β)、確率変動が実行される(S1008)。この場合には、乱数幅が減少変更されるので、ハズレの確率が低くなり、出率が増加して予定出率の所定範囲内に調整される。

出典:乱数幅変更機能付き遊技機

分かりやすく言うと、各設定(1〜6)で予定出率が決まっていて、

予定より出玉が出ていたら、「ハマりますよ。」

予定より出玉が出ていないなら、「ジャグ連しますよ。」

と言うことです。

これについて具体例を説明しますのでイメージしてみてください。

・朝一から一気に2000枚出たと思えば、そこからボーナスが重くなりグラフが急降下した。
→予定出率より多いので「ボーナスが重くなるように乱数幅が増加変更された。」と考えることができます。

・400ハマり、500ハマりとコインが飲まれた後、ジャグ連で一気に2000枚出た。
→予定出率より少ないので「ボーナスが軽くなるように乱数幅が現象変更された。」と考えることができます。

どうでしょうか。あなたも必ず経験があると思います。

以上の結果から僕個人の考えとして、

ジャグラーの波の現象はオカルト的な現象ではなく、作為的なものだと考えます。




最後に

いかがでしたでしょうか?

今回はボリュームの多い内容となりましたが、結論は、

ジャグラーの波は作為的に作られている

です。(あくまでも個人的な意見ですが)

この波の仕組みを考えながらジャグラーを打ってみると、いつもとは違った楽しみができるかもしれませんよ!

それでは今日はこの辺で。