今日は、
「ジャグラーの合算は公表値通りになるのか」
についてお伝えします。
あなたはジャグラーの合算についてどうお考えでしょうか?
- 合算が良ければ高設定
- 合算が悪ければ低設定
- 毎回公表値通りの確率になる
もしこのような考えが1つでも当てはまったら、認識を改めるべきです。
認識を改めると、やめ時や台選びなど立ち回り全般がガラッと変わります。
本日はそのジャグラーの合算について一緒に考えていきましょう!
ジャグラーの合算の収束
ジャグラーの合算は、一日打てば公表値通りになるのでしょうか。
答えは、NOです。
これは「確率の収束」について知れば分かると思います。
ジャグラーの合算は、BIG確率とREG確率を足したものです。
例)アイムジャグラー設定6
1/268.6(BIG確率) + 1/268.6(REG確率)=1/134.3(合算)
サイコロで「確率の収束」を考える
まずはイメージしやすいように、サイコロで考えてみましょう。
サイコロは「1,2,3,4,5,6」どの目が出る確率も
1/6(16.66…%)です。(以下16.7%)
しかし、この確率はいつもこの数値で出るのでしょうか。
下記表に試行回数ごとの確率を表しました。(シミュレーションはrand関数を用いて算出しています。)

この結果から、回数を重ねれば重ねるほど、
確率は1/6(16.7%)に近づいていることが分かります。
つまり、試行回数が多いほど確率は収束していることが分かります。
ジャグラーの合算で「確率の収束」を考える
前述したサイコロと同じように、確率の収束はジャグラーにおいても同様です。
下記表にマイジャグラーⅣの設定1〜6までの合算を表しました。(アプリでの実践値)

このようにジャグラーの合算についても、
ゲーム数が多いほど公表値に近づいていることが分かります。
逆に言うと、これだけの思考回数がなければ確率は収束しないので、
ジャグラーを一日8000G回しただけでは、毎回公表値通りの合算になることはありません。
現に設定1でも吹いたり、設定6でも負けたりする場合があるのはそういった理由です。
試しに設定6が10日間、8000回転付いたデータとグラフを見てみましょう。
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この通り、毎日同じように公表値通りの確率にはならないことが分かります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、
「ジャグラーの合算は公表値通りになるのか」
についてお伝えしました。
確率は思考回数が多いほど収束します。
ですが一日単位で考えると、合算は毎回公表値通りになるとは限りません。
なので合算を参考にすることは立ち回りにおいて重要なことですが、合算が良すぎるといって高設定と決めつけるのは安易な考えです。
その時は一度「確率の収束」について思い出してください。
それができればあなたも更に良い立ち回りに改善できるでしょう!
それでは今日はこの辺で。